欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で対戦するバルセロナ(スペイン)とパリサンジェルマン(PSG=フランス)の〝場外バトル〟に注目が集まっている。

 いきなり強豪同士の激突が実現したが、両クラブはバルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)を巡っても脚光を浴びている。バルセロナは今季で契約が切れるメッシを引き留める方針だが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに加えてここにきてPSGが有力候補として急浮上している。

 そうした状況の中、米国のテレビ局「FOX」メキシコ版が「メッシの父親がPSGとの関係を強化」と報道。スペインのテレビ番組「エルチリンギート」の内容を引用して、メッシの父で代理人を務めるホルヘ氏がPSG側とカタール領事館で電撃会談したと報じた。PSGのオーナーはカタールの政府系投資機関で、まさに部外者には誰にも目撃されない場所で〝密会〟したというわけだ。

 メッシは自身のインスタグラムでこの会談を否定しているが、直接対決を前にスーパースターを巡る両クラブの動きに現地報道もヒートアップしているようだ。