サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2節の8試合が28日(日本時間29日)に行われ、H組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでライプチヒ(ドイツ)に5―0で大勝し、開幕2連勝を飾った。

 前節のパリ・サンジェルマン(フランス)戦で2―1と競り勝ち、欧州王者奪回への道を歩み始めた名門。前半21分にFWメイソン・グリーンウッド(19)が先制点を挙げて流れをつくると、後半18分から出場したFWマーカス・ラッシュフォード(22)が大爆発した。

 同29分、MFブルーノ・フェルナンデス(26)のスルーパスに抜け出してゴールを奪うと、その4分後に巧みな足技でスペースをつくって2点目。さらに同アディショナルタイムには中央からの豪快なシュートでハットトリックを達成した。
 開幕節のパリSG戦でも決勝点を挙げたラッシュフォードにとって、ハットトリックはキャリア初とあって、興奮冷めやらぬ様子で「これは素晴らしいことだ。ベンチからインパクトを与えたいと思っていたので、最高の結果だ」と喜びを語った。

 英メディアによると、マンチェスターUの選手で途中出場からのハット達成は、現監督のオーレグンナー・スールシャールが1999年イングランド・プレミアリーグの試合で記録して以来。指揮官は「本当によくやった。交代選手に求められるプレーをしてくれた」とたたえた。