東アジアE―1選手権の最終戦となる日韓戦(27日、豊田)へ向けて、韓国メディアが森保ジャパンに揺さぶりをかけている。

 韓国は昨年3月の日韓戦で0―3と屈辱的な大敗。さらにA代表ではないが、6月のU―23アジアカップでもU―21日本代表に敗れており、今回の一戦は必勝を期している。

 そうした中、韓国紙「スポーツ京郷」は森保ジャパンに対して日本国内の世論で逆風を吹いていると指摘。「11月のカタールW杯を控えて、全体的な流れが良くない。先月のキリンカップで対戦したチュニジアとの試合では0―3と完敗した。23歳以下が主体だった中国代表チームとの試合でも、シュートのシャワーを浴びせながら、ゴールをこじ開けることができなかった」とふがいない試合内容が続いていると分析した。

 その上で「森保監督の起用法や戦術に対する世論が否定的だ。そうした雰囲気を変えなければ、更迭論にもつながるかもしれない」と、日韓戦の結果次第で解任すらありえるとの持論を展開した。

 これも韓国側が森保ジャパンにプレッシャーをかけるための大げさな報道なのか。情報戦が激しさを増しているようだ。