J1FC東京で黄金ルーキーとして注目を集めるU―21日本代表FW松木玖生(19)は大学生相手に不発に終わった。
6月開幕のU―23アジアカップ(ウズベキスタン)に向けて千葉市内で合宿中の大岩ジャパンは、最終日となった11日に全日本大学選抜と対戦。松木はインサイドハーフで先発した。
しかし、相手の激しいチャージやマークにあって見せ場はなし。前半35分間のみのプレーだったが攻撃でチャンスをつくれず精彩を欠いた。
試合後に松木はチームも0―2と敗れたとあって「短い試合時間だったけど、勝ち切ることができなかったことに対して悔しさはある。ゴール前に向かう回数は大学選抜のほうが多かった。そこは課題」と唇をかみしめた。
課題が出る試合となり、今後はFC東京に戻って奮起を期す。「自分に求められているのはゴールに向かうことや関わること。(代表とクラブで)サッカースタイルは変わるけど、自分自身は得点を重視して今季はやっていこうと決めたので。攻撃のバリエーションのところでいいアクセントになれたら」と今後はよりゴールにこだわる構えだ。
今回の試合を糧に、どのように成長につなげるか。松木の今後に注目だ。