J1浦和は28日、アウェーで福岡に0―0で引き分けた。これでリーグ戦9試合連続の勝ち星なし(8分け1敗)。勝ち点1を積み挙げたものの、16試合を終えて勝ち点15の暫定14位とした。

 前半は敵陣に攻め込んだものの、ゴールを奪えずに折り返すと、後半もチャンスを生かせず、スコアレスドロー。この試合を含めて直近5試合で4得点。そのうち3得点をマークしているFWキャスパー・ユンカー(28)が負傷で欠場した影響はあったものの、好機を生かせなかったイレブンは肩を落とした。

 リカルド・ロドリゲス監督は「ポジティブではないと捉えている。選手たちは全員がチャレンジしたが福岡の守備は固かった。決め切ることができなかった。勝ち点1は残念です」と悔しさをにじませた。その上で「決め切れるかをチームとして立っていかにといけないと思います」と決定力の改善を訴えた。

 指揮官は「4月から連戦が続いている。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出ている難しさもあると思う。頭の負荷を回復していきたい」と再起を誓っていた。