J2大宮が22日、21日に行われた仙台戦(NACK)でサポーターによる暴力行為があったことを発表した上で謝罪した。

 大宮は公式ホームページで「試合後に、大宮アルディージャサポーターがビジターサポーターゾーンへ侵入し暴力を振るうという、あってはならない行為が発生しました」と報告。そして「ホームクラブとして、当日ご来場いただいたすべての皆さま、多くの方々にご迷惑とご心配をお掛けしたことについて、お詫び申し上げます」と謝罪を表明した。

「本事案については、両クラブおよびマッチコミッショナー立会いのもと行為者が謝罪を行ったことで、当事者間で和解に至っております。クラブとして、今回発生した行為を重大に受け止め、二度と同様のことが生じないよう、行為者に対して経緯、行為を含め事実確認を行った上で、規定に準じて厳正に対処いたします」と今後は再発防止に努める方針を示した。

 しかし、この暴行騒動が波紋を広げている。J1浦和でもサポーターによる声出しルールの違反行為が続発して大きな話題となっていることから、ネット上では〝埼玉〟で一括りにして批判が集中。「埼玉のクラブは問題を良く起こすな!」「レッズといい埼玉はサッカー禁止が妥当でしょう」など、埼玉のクラブに相次ぐ違反行為に怒りの声があふれた。

 埼玉県民とみられるファンからも「浦和にしろ大宮にしろ、チームは弱い・サポーターは問題行為。埼玉の恥だわ」と自戒する声が上がっており、すっかり埼玉の株を下げてしまっている。

 同じ埼玉・さいたま市を本拠地とする浦和と大宮。トラブルの続発は偶然なのか、それとも…。