昨季圧倒的な強さでJ1を制した川崎が、2日に行われたホームのC大阪戦(等々力)で1―4と衝撃的な大敗を喫した。

 C大阪のMF乾貴士に2ゴールを許すなどズルズルと失点を重ねて完敗。早くも昨季に並ぶ2敗目で、2月23日の横浜M戦に続く4失点での惨敗。ホームでの無敗記録は25試合でストップし、J1記録の更新はならなかった。

 試合後、鬼木達監督は「久しぶりのホームで、多くの失点をして負けたことに悔しく思うし、申し訳なく思っている。自信を持ってもっともっとプレーしなきゃいけないし、そういう環境を自分ももっともっとつくり出さないといけない」とホームで歴史的な惨敗を喫し、ファンやサポーターに向けて謝罪した。

 そして今後の立て直しに向けて「単純にメンタルのところで、自分たちから仕掛けにいく、戦いにいくことを前面に出せるように一人ひとりに働きかけをしたい」と語った。

 絶対王者の〝異変〟にファンやサポーターからは悲鳴が続々と上がった。ネット上では「まじで川崎何が起こった」「フロンターレまさかのホームで4失点大敗。そしてシーズン2度目の4失点」と王者らしからぬ今季の戦いぶりを不安視する声が。さらに「川崎フロンターレの優勝は厳しい」「今シーズンの最悪な出来。どうやって改善していくかチーム全体で再確認して下さい」と今後の戦いを心配する声も上がった。

 王者が逆襲を見せるのか、今後の戦いぶりに注目が集まる。