J1FC東京の経営権を取得することになったIT大手「ミクシィ」の木村弘毅社長が、クラブの呼び方について異例の〝お願い〟をした。

 ミクシィは22日の取締役会で、FC東京の運営会社の第三者割当増資11億5000万円を引き受け、株式の51.3%(議決権所有割合)を保有して子会社化することを決議。FC東京の経営権を取得することになった。

 来季に向けて新生FC東京に期待が高まる中、木村社長が自身のツイッターであることを呼びかけて話題を集めている。

「あ、あと、なんかツイートを見てると、、、僕の大好きなFC東京が、mixi東京などと呼ばれていたりするのも見かけるのですが、不本意です。僕と同様不快に思われる方もいると思いますので、何卒ご配慮のほど」。社名と合わせた「mixi東京」との呼称に〝自粛令〟を出した。

 ただその後に「とはいえ言葉狩りにはなりたくないので、節度を守ってご利用下さい。。。」と〝禁止〟まではせず、ファンやサポーターに理解を求めた。

 呼称ひとつでここまで注目を集めるのも、さっそく〝ミクシィ効果〟とも言える。生まれ変わるFC東京が来季脚光を浴びそうだ。