J1・G大阪は20日、Jリーグのシーズン到来を告げる「富士ゼロックススーパーカップ」の川崎戦(20日、埼スタ)に2―3で敗れ、今季公式戦初勝利はならなかった。

 前半に2点を先制されながら、後半で追いつく粘りを見せたが、後半アディショナルタイムに勝ち越されてしまった。昨季公式戦3戦全敗の相手にまたもや敗れてしまった宮本恒靖監督(44)は「勝利を目的としていたので結果は残念だが、選手は今年取り組んできたものを出してくれた。いろいろな基準が見えた試合になった。リーグ戦へいい準備をしていきたい」と振り返った。

 MF井手口陽介(24)は「チームとしてやりたいことができた部分とできなかったところがあったので、しっかりとその課題をリーグ戦までに直して、良かった部分を継続して出していきたい」。今季リーグ戦の対決こそは、勝利をつかみたいところだ。