横浜FCブレーク期待の安永玲央 元代表の父・聡太郎氏は「自分の武器を磨け」の教え

2020年09月18日 16時48分

オンライン取材に応じた横浜FC・安永

 J1横浜FCのMF安永玲央(19)が、チーム内で頭角を現し始めている。

 9日のFC東京戦でJ1デビューを果たした下部組織出身の2年目は、2戦連続スタメンとなった13日の名古屋戦で3―2の勝利に貢献。守備的MFとして球際の激しさと、的確なパスワークといった持ち味を発揮した。18日のオンライン取材で「自分の持っているものは出せていると思う。守備面のハードワークは出せている」と手応えを口にした。

 父は横浜Mなどで活躍した元日本代表FW安永聡太郎氏(44)。小学校3年から本格的にサッカーを始め、時には父の厳しいダメ出しを受けながらもサッカー選手として成長していった。その父からは「プロとしてオールマイティな選手はすごいけど、重宝されるのは武器のある選手。自分の武器を磨きなさい」と言われ、実践してきた。

 プロ1年目の昨季はシーズン中に期限付き移籍したJ3富山でも出場は2試合のみ。出番に恵まれなかったことで、MF斉藤光毅(19)ら同世代で存在感を発揮している選手との「差はなんだろう」と考え続けた。苦しい状況にも腐ることなく、体づくりに励み、横浜FCに復帰した今季は背水の陣でキャンプから取り組んでJ1デビューへとつなげた。

 もちろんこれで満足するつもりはない。安永は「試合に出ているけど、(同ポジションには)すごい選手がたくさんいるので気を抜けないのが一番。(20日の)大分戦はゴール、アシストを狙っていきたい」と意気込んだ。