J1FC東京の長谷川健太監督(54)が虎視眈々とリーグ制覇を狙っている。

 チームは主力が相次いで流出した中でも、前半戦17試合を終えた段階で3位(勝ち点32)をキープ。12日の神戸戦後には「選手たちは頑張っている」と一定の評価を下した。

 首位川崎を猛追するためにも、大事になってくる後半戦の序盤3試合はいずれもホームゲーム。15日のオンライン取材で指揮官は「しっかり勝ち点を積んでいきたい。ホームだから、アウェーだからという意識はもう全くないので、1試合1試合目の前の試合を全力で戦っていきたい」と意気込みを示した。

 16日の大分戦(味スタ)に向けては「非常に内容が充実しているし、得点も取れている。前回対戦したとき(5日、1―0で勝利)と同じようなイメージで行くとやられてしまう」と油断する様子は見られない。

 後半戦のスタートダッシュを決め、川崎を脅かすことはできるか。