Jクラブ再建計画をコロナ第2波が直撃! 観客数制限8月末まで延長濃厚

2020年07月24日 11時00分

 新型コロナウイルスの感染再拡大がJリーグ各クラブの再建計画を直撃だ。新型コロナ禍が23日に新たな局面を迎え、新規感染者が東京で366人に上ったのをはじめ、愛知や埼玉でも過去最多に。国内では981人と、ついに4桁に迫りそうな勢いとなり、一気に危機的段階に入った。

 22日には政府が大規模イベントの開催制限緩和を8月末まで先送りする方針を示し、プロ野球は現状の観客数上限5000人を8月いっぱい維持することを決定。Jリーグは同様の条件を8月10日までとする方針を決めているが、政府方針を受けて27日の実行委員会で8月末まで延長することが濃厚だ。

 懸念された“第2波”が想定以上に早く到来したことで、Jクラブの経営にも大打撃となる。クラブ関係者は「今の状況だと観客数の制限緩和がいつになるか全く分からない。入場料収入に響くのはもちろんだけど、スポンサー収入も観客数によって変わってくるところがあって、まさに交渉している段階。ここで(緩和方針が)後退していくのはどのクラブにとってもかなり厳しい」。

 コロナ禍による中断でJ各クラブは、一様に経営面で大きな被害を受けた。そこからようやく公式戦が再開し、観客数も段階的に増えていく見通しが立ち、それに合わせて経営再建計画も進んでいくはずだったが、見直しが迫られることは必至だ。特にクラブの収入源の柱となる入場料とスポンサー料に大きな影響が出そう。衝撃的な感染再拡大により経営危機に直面するクラブが出てきそうだ。