FC東京 今季も死のアウェー8連戦

2020年01月23日 16時30分

長谷川健太監督

 悲願の初優勝を目指すJ1FC東京に、またも大きな試練が立ちはだかる。Jリーグの今季全日程が決定し、FC東京は東京五輪で本拠地の味の素スタジアムが使用される影響で、6月13日の川崎戦(等々力)から8月29日の広島戦(Eスタ)までアウェー8連戦という“死のロード”を強いられることになった。

 FC東京は昨年もラグビーW杯で本拠地が試合会場となり、8月下旬からアウェー8連戦を経験。それまでJ1首位を独走したが、9月14日の鹿島戦に0―2と完敗してから失速し、10月5日の鳥栖戦では低迷する相手に1―2と痛恨の黒星で首位陥落。その後、再び首位には立ったが、勢いを取り戻せないまま横浜Mとの最終節決戦に敗れてV逸。過酷な日程が重くのしかかった。

 浦和や横浜Mも、FC東京と同じように東京五輪で本拠地の埼玉スタジアム、日産スタジアムが使用されるが、それぞれ浦和駒場スタジアムやニッパツ三ツ沢球技場を使用してアウェーの連戦を回避。異例の地獄ロードが2年続けて直撃するのだからFC東京にとってはたまらない。

 FC東京の大金直樹社長(53)は「そこはしょうがない。東京五輪という国を挙げてのイベントに協力したい」と受け入れているが、J1実行委員会に参加した他クラブの社長からは「ラグビーW杯も使ったところは大変だよね」と“同情”の声も上がったほどだ。

 長谷川健太監督(54)は「リーグ戦を取りたい」とクラブ悲願の初Vを狙う。死のロードをどう乗り越えるかがカギとなりそうだ。