【WWE】カイリが熱く語った 美女同士のSD女子王座遺恨対決 サーシャ&ベイリーの素顔とは

2020年10月23日 11時34分

ベイリーとサーシャとのエピソードを語ったカイリ(本紙撮影)

 世界最大のプロレス団体、米WWEのトップ戦線で活躍したカイリ・セイン(32)が次回PPV大会「ヘル・イン・ア・セル」(25日=日本時間26日)の見どころを熱く語った。今月に帰国したカイリは所属選手のままプロモーションをサポートする重責を担っている。そんな“海賊姫”が最大注目するカードは、スマックダウン(SD)女子王者ベイリー(31)とサーシャ・バンクス(28)の美女同士による遺恨決着戦。両者の知られざる素顔も明かしてくれた。

 

 ――名コンビが敵味方に分かれた試合だ

 カイリ 米国で新型コロナウイルスが拡散して選手が不安を抱えてモチベーションが下がっていった状況で、ベイリーとサーシャは自分たちが団体を引っ張るという決意を持ってモチベーションを維持していた。危機下におけるナンバーワンの貢献者です。

 ――試合数も普通の選手の倍以上だった

 カイリ ですよね。ロウにもSDにも出て、女子のタッグベルトとSDのベルトをキープし続けた。試合後には収録などで終了が午前3時、翌日即試合ということもあった。休む間もなかったし、団体の危機を支えたのは彼女たちです。

 ――確かにプロレスに対する情熱は伝わった

 カイリ とてもしんどそうだったけど、2人は「どんどん私たちを使っていいから」と会社に申し出ていました。いろいろアイデアも提案してもいた。私がお弁当を食べようと外へ出ようとしたら、サーシャが1人でリング上でマイクの練習してたり…見えない部分での努力はすごかった。

 ――その2人が様々な遺恨を経て激突する

 カイリ 感慨深いですよね。2人はNXT時代からの親友で、バックステージでもずっと一緒だった。男子にはできないドラマが、一つの“結晶”を迎えると思います。

 ――2人ともカイリ選手の最後の相手だ

 カイリ 私の最後のシングル戦がベイリーで(アスカとの)カブキ・ウォリアーズ最後の試合があの2人。アスカさんとも話したけど、タッグ王者時代から彼女たちと戦うのは夢だった。このまま戦わないで終わるのかなと思っていたら、彼女たちから「最後にアスカ、カイリと戦いたい」と会社に言ってくれた。感激しました。

 ――それは意外だ 

 カイリ プロレスに対する情熱、クリエーティブな発想…持っているもの全てが違う。バックステージでもよく日本語実況が聞こえる時があって「あれっ?」て思うと、ベイリーが新日本プロレスとかの動画を見ているんです。彼女たちは力と華やかさに加え、人並み以上の努力を続けていた。

 ――2人の性格は

 カイリ ベイリーは面白い。男の子みたい。人を楽しませるエンターテイナー。冗談ばっかり言って一緒にいてとても楽なんです。サーシャは繊細。独特の「はかなさ」を持っている。でもオンとオフの使い分けが上手で、リングに上がると独特のオーラで全部を支配してしまう。最後に帰る時、サーシャが「カイリ、これ」って水晶やパワーストーンのセットをプレゼントしてくれたんです。すっごいうれしかった。家に飾ってありますよ(笑い)。

 ――ズバリ勝者は

 カイリ 2人ともメンタルに波がある。波の頂上をピタリと頂点に合わせられたほうが勝つ。気合が入りすぎたり、仲が良すぎると試合が空回りしてしまう危険性もあるので。有利なのはベイリー。王座を長く保持しているし…。ただし選手としてのレベルは同じですね。

 ――いずれにせよヘル・イン・ア・セル戦(天井付き金網デスマッチ)だけに激闘必至だ 

 カイリ 壮絶な試合はマスト。2人の人間関係からしか生み出せないエモーショナルな試合、女としての魂のぶつかり合いを見てほしいです。他の選手には絶対生み出せない集大成になる。一瞬たりとも目を離さないで、2人の魂の激突を確認してください!

 ベイリー対サーシャ戦以外にも注目のカードは多い。WWE王座戦では王者のドリュー・マッキンタイア(35)が、レジェンドキラーの“毒蛇”ランディ・オートン(40)を再び迎え撃つ。

 9月27日「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」のアンビュランスマッチ(救急車マッチ)ではオートンが葬ってきたレジェンド勢が王者に加勢。毒蛇を病院送りにした。今回は天井付き金網戦という地獄の戦場だけに、過酷な完全決着戦となる。海賊姫の姉貴分で“女帝”ことロウ女子王者のアスカ(39)はカード未決定ではあるが、カイリは「マッキンタイアとオートンの試合も絶対にすごい試合になると思います。それとアスカさんなら急に試合が決まってもスッキリと勝ってくれるはずです!」と語った。

 発表済みのカードは4試合。WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)とジェイ・ウーソ(35)の再戦は「アイ・クイット・マッチ」(相手が降参の意を表した時点で試合終了)として行われる。交通事故で遺恨が生じたジェフ・ハーディー(43)とアライアス(32)の決着戦も決まっている。

「ヘル・イン・ア・セル」は日本時間26日、WWEネットワークで配信される。