【WWE】祭典で埋葬されたAJが生還 MITBラダー戦出場権ゲット

2020年05月05日 13時59分

死んだはずのAJスタイルズがまさかの復活。ウンベルト・カリーヨをカーフクラッシャーで葬った(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド4日(日本時間5日)発】WWEのロウ大会が開催され、埋葬されたはずのAJスタイルズ(42)が、約1か月ぶりに奇跡の生還を果たした。AJは次回PPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(10日)で行われるMITBラダー戦出場者決定ガントレット戦に突然登場。最終枠の出場権をゲットして王座挑戦と“怪人”ジ・アンダーテイカーへの復讐に立ち上がった。

 6選手参加のMITBラダー戦(コネチカット州スタンフォードのWWE本社)は、すでに“イエス男”ダニエル・ブライアン(38)を筆頭に5人が決定。この日の第1試合では8人参加のガントレット戦で最終枠が争われた。

 まずはボビー・ラシュリー(43)が元WWEクルーザー王者の戸澤陽(34)を含む3人抜きを決めるも、4人目のウンベルト・カリーヨ(24)に足をすくわれてしまう。伏兵のカリーヨは2人抜きを果たし、いよいよ出場権まであと1人となるも、最後の最後でまさかの男が登場した。祭典「レッスルマニア36」(4月5日)のボーンヤードマッチ(墓場埋葬マッチ)でテイカーに葬られたはずのAJだ。

 何事もなかったかのように約1か月ぶりに復活を果たしたAJは、テーマ曲に乗って笑顔でリングイン。土中に埋められていた割には、心なしか顔面はふっくらとしている。驚きを隠せないカリーヨに軽快な動きでストンピング、パンチを見舞うとスープレックスからコブラツイスト。空いた右腕で敵の脇腹にパンチを見舞いつつ、その後もギリギリとベアハッグで締める理詰めの攻撃でスタミナを奪う。

 最後は相手を旋回させてのシュミット式バックブリーカーから必殺のカーフクラッシャーでギブアップ勝ち。まさかのMITBラダー戦出場を決めてしまった。一度は墓まで建てられて死んだはずのAJは「俺は亡霊でもゾンビでもない。唯一無比のフェノメナール、AJスタイルズだ。今、俺はここに立っている。確かにボーンヤードマッチではアンダーテイカーに負けた。だが、それはもはや終わったことだ。俺が『MITB』から新しい歴史をつくっていく」と豪語した。

 ラダー戦勝者は「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利」を手中にできる。AJの最終的な狙いは、王座を手中にした上で自分を埋葬したデッドマンに報復することにほかならないだろう。果たして今度はベルトをかけてAJとアンダーテイカーの第2章が始まるのか。ラダー戦の先に新たな漆黒の闇が見えてきた。

 メインでは「MITB」で“マンデーナイト・メサイア”セス・ロリンズ(33)の挑戦を受けるWWE王者ドリュー・マッキンタイア(34)が、先週の調印式に乱入してきたロリンズ配下のバディ・マーフィー(31)と対戦。救世主がステージ上から見守る一戦をカウンターのクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)一撃で制した。

 試合後、ロリンズはリングに上がりかけるも、無言でバックステージへ…。しかし一度消えた後に背後から襲撃してスーパーキック一撃。ベルトを手にすると、王者のクレイモアも寸前でかわして再びステージ裏へと消えた。

「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間11日、WWEネットワークで配信される。