女子プロレス「スターダム」の〝闇の黒虎〟スターライト・キッドが、白いベルトとの融合に自信を見せている。
14日はワンダー王座選手権(7月9日、東京・立川ステージガーデン)の調印式に出席。サインを終えると、王者・上谷沙弥を挑発するように「今年は寅年。そろそろ『5★STAR GP』も始まるころだし、ここでサクッと白いベルトを取って『5★STAR GP』では大量の獲物を食い、SLK(スターライト・キッド)の年になっちゃうよってとこかな~」と〝先制口撃〟を仕掛けた。
すると、上谷は「前哨戦の重いエルボーも、張り裂けるような張り手も気持ちよかった」とニヤリ。また、昨年の「シンデレラ・トーナメント」、同GPでキッドがシングル2連敗していることや、今年1月5日の東京ドーム大会でも不死鳥弾に沈んだ事実を指摘し「さえなかった、あのころのスターライト・キッドに逆戻りさせてやるよ」と応戦した。
これに反応したキッドは「さえなかったあのころ? 現実を突きつけられるのは死んだ不死鳥のほうなんだよ」と語気を強める。
さらに「今日はプレゼントをあげるんだった」と、自身のマスクをもう1つ用意して差し出すなど挑発行為を続けた。上谷が振り払った瞬間に手を上げるも「この快感はまだとっておいたほうが、より胸が高まるでしょ?」と寸止めだ。
だが、緊張感がわずかに和らいだとみるや、上谷に強烈な張り手を繰り出し「隙がありまくりなんだよ!」と一喝。最後は「今は快感でもリング上では苦痛の嵐だよ」と告げて会場を去った。白いベルトの行方はどうなるのか…。