女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ジュリア(28)が、小波(25)の勧誘に失敗した。

 5日の福岡国際センター大会で「ドンナ・デル・モンド(DDM)」(ジュリア&ひめか&なつぽい&桜井まい)は、ワールド王者の朱里率いる「ゴッズアイ」(朱里&MIRAI&壮麗亜美&小波)とイリミネーションマッチで激突。

 昨年12月に体調不良のため退団した小波のラストマッチで相手を務めたのがジュリアだった。そこで限定復帰となった小波に、本格復帰した際のDDM入りを要請していた。

 さっそく小波と対峙したジュリアは、「NEVER END」の文字が入り、選手たちの寄せ書きが書かれたフラッグの返却を要求。ラストマッチにジュリアがプレゼントしたものだ。

 すると小波はあっさり「いいよ」と言いつつ、フラッグでジュリアの視界をさえぎる。しかもジュリアはバナナの皮を踏むようにフラッグを踏んで足を滑らせ、苦しい展開を強いられた。

 両チームとも2人が脱落し、それぞれ2人が残った状態で再びジュリアと小波が対峙。小波がスリーパー、PKで追い込むと、ジュリアも強烈な岩石落としで応戦。さらにグーパンチで互いの頭部を殴り合った。結局、フラッグの奪い合いからオーバー・ザ・トップローオウで同時失格となり、試合はゴッズアイが1人残りで勝利を収めた。

 試合後、朱里から「小波はこの通り、ゴッズアイの強力な一員。だからあきらめなさい」と説得されたが、ジュリアは「小波、限定復帰だけどビッグマッチで試合ができてよかった。ありがとう。そのフラッグは大事に取っておいてくれよ。次、復帰する時はぜひDDMに」と懲りずに呼びかける。

 すると小波は「返さなくてもいい? 言われなくても返さねよ、バーカ」と言いつつ「決着ついてないし、ジュリアとの戦いはネバーエンドだ」と予告。2人の戦いは今後も続きそうだ。