女子プロレス「スターダム」は8日、都内で27日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会の会見を行い、ワールド王者・林下詩美(23)がV9戦で対戦する舞華とともに調印を行った。

 対戦する舞華が負傷箇所のケアのために6日の大津大会、7日の富士大会を欠場したことを受け「どうせ、ケガ治ってもいないのに『良好です』とか『完治しました』とか言うんだろ? 全部わかってんだよ。私は年末を、朱里との約束を守るために最高の状態で迎えないとけないんだよ。だから、ケガしてるお前とやっても結果は見えてるし、つまんないんだよ」と〝先制パンチ〟を放つ。

 これに舞華から「お前は私の何を知ってるんだよ。朱里との約束? 今回の相手は誰だよ。私だよ。てめえは、私だけ見ていればいいんだよ」とすごまれるも、詩美は「完全復活した舞華とやれることを楽しみにしてるよ」とニヤリ。ここまでシングル戦2勝2敗1分けのライバル対決だが、今回笑うのは果たしてどっちだ。