
3日の新日本プロレス後楽園ホール大会で、タイガーマスクが「X」として登場。6月19日に獲得した全日本プロレスの世界ジュニアヘビー級ベルトをお披露目した。
左ヒジを負傷した中島佑斗の欠場を受け、大岩陵平とタッグを組み、真壁刀義、本間朋晃組と対戦。序盤、大岩はベテラン2人からボディープレスやエルボーなどの集中攻撃を受けた。後輩の窮地を救ったのがタイガーだ。鮮やかなダイビングボディープレスを真壁に浴びせた。
だが、その後も真壁組の反撃に遭い、最後は本間の逆エビ固めにつかまった大岩がギブアップした。
黒星を喫したタイガーだったが、試合後はマイクを握り「全日本の世界ジュニアのベルトを取って、この新日本プロレスのリングに帰ってきました!」とファンに報告。
14日の全日本後楽園大会での田村男児との初防衛戦に向けて「俺を甘く見るな。俺が必ずこのベルトを防衛して、また新日本のリングに帰ってきます」と宣言した。
バックステージでは「今は記録がどうこうとかいうより、次の防衛戦のことをしっかり考えている。この夏は非常にハードですけど、チャンピオンの宿命ですからいくらでも受けます。何も怖いことがないということですね」と力強く語った。
さらに「新日本の選手ともベルトをかけて? もちろんやりたいですよ」とした上で「こうやって(世界ジュニアを持って)新日本のリングに上がるっていうのは全日本の選手にとって屈辱だろうし。それが嫌だったら取ってみろと。俺はいつでもどこでも、どこのリングでもやってやりますよ」と強気の発言を続けた。
宣言通り敵地でベルトを防衛し、再び王者として新日マットに帰還できるか。
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