新日本プロレス29日大田区大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」Aブロック公式戦で、「ハウス・オブ・トーチャー」のSHO(32)が金丸義信(45)に4敗目を喫しリーグ戦敗退が確定した。

 金丸の入場前に奇襲を仕掛けたSHOだったが、返り討ちにあうと場外でのイス攻撃で左足を痛めつけられる。リングに戻っても足4の字固めに捕獲され劣勢に立たされた。

 レフェリーをつかんで脱出したSHOはトーチャーツール(レンチ攻撃)を取り出して金丸のウイスキーミストを防ぐことに成功する。ところが直後にトーチャーツールを奪われると、掟破りの攻撃を防いだところで急所を強烈に蹴り上げられる。最後はムーンサルトプレスからタッチアウトにつながれ、わずか2分44秒で3カウントを奪われてしまった。

 職人・金丸に〝完封〟され何もできないまま敗退が決定したSHOは、試合後のリング上でもウイスキーミストを浴びる屈辱の醜態。這いながらバックステージに現れると「おのれ…おい、義信! 汚えぞ! 意地汚え! お前のひきょうなやり方は、同じ男として恥ずかしいわ! 見てらんねえよ。お前は誰よりも怒らせたらいけんヤツを怒らせたぞ。優しいこの俺もよ、さすがにアイツにはもうよ、プッチーンよ。キレたぞこの野郎! 何かしらの拷問を与えないとな。世のため人のため、俺は戦うぞ」と制裁を誓っていた。

 一方の金丸はしてやったりの表情だ。「大した事ねえな。一人じゃなにもできねえし。行くとこ行くぞ。他の雑魚もいるんだろ? 連れてこい、まとめて」と拷問の館を挑発していた。