新日本プロレス21日後楽園大会で、IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(39)がG1クライマックス覇者オカダ・カズチカ(34)との前哨戦で貫禄を示した。

 鷹木は来年1月4日東京ドーム大会でオカダとV4戦に臨み、勝てば翌5日大会でウィル・オスプレイの挑戦を受ける。年内最後の後楽園4連戦初日となったこの日は、高橋ヒロムと組んでオカダ、ロビー・イーグルス組と対戦した。

 再三にわたりマネークリップ(変型コブラクラッチ)を狙われた鷹木だが、コーナーに押し込んで回避するとナックルから龍魂ラリアートを発射。試合終盤にはツームストーンパイルドライバーを切り抜け、ドロップキックを逃れてのスライディングラリアートをさく裂させてオカダを蚊帳の外に追いやる。最後はイーグルスをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めてみせた。

 試合後のマイクで鷹木は「泣いても笑っても2週間後には決着がつく。だがしかしオカダの野郎はいまだに俺に対して『暫定チャンピオン』だとかぬかしてるらしいな。百歩譲ってオスプレイに言われるなら分かるよ。だがオカダ、お前にだけは言われたくねえ」と挑戦者を挑発。そのオスプレイは今年下半期は米国と英国を中心に活動し、オミクロン株感染拡大を巡る水際対策により来日できるかが一部で心配されていた。だが鷹木は「今日スタッフに確認したらよ、無事日本に入国したそうだ。オスプレイ、ウエルカム・トゥ・ジャパン。次は東京ドームで決着つけようぜ」と報告するとともに宣戦布告した。

「オカダ、俺が暫定王者だったら、プロレス大賞のMVPも暫定MVPだな。あの野郎は本当腹立たしくていいよ。(話が長すぎて中略)オスプレイに関してもそうだ。偽物のベルトを出した時はイラっと来たが、無事入国できたと聞いたら俺はうれしかったぜ。1・5で再会する時は俺がこれ(ベルト)持ってなきゃ面白くねえよな?」。2人の挑戦者を迎えてなお元気ハツラツの鷹木が、年間最大興行でベルトを守り抜く。