新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」公式戦(19日、長野・松本平広域公園体育館)で、内藤哲也(39)、SANADA(33)組が開幕3連勝を飾った。

 ここまで未勝利の真壁刀義、本間朋晃組との公式戦では序盤から鮮やかな好連係を披露。本間に集中砲火を浴びせた。内藤が本間に仕掛けたデスティーノが真壁のカットで不発に終わり、ピンチを迎える場面もあったが、優勝候補の2人は落ち着いていた。最後は敵軍を上回るコンビネーションを見せ、内藤が本間をジャックナイフ式エビ固めで沈めた。

「それにしてもあの2人はもうなに? 新日本プロレス芸能部? あまり試合してないでしょ。そりゃあ、こうなってしまうよ」と勝ち誇った内藤は、同じく3連勝とした棚橋弘至、矢野通組との公式戦(23日、神奈川・カルッツかわさき)に目を向けた。

 そして「あの入場だけ沸かせて、試合は微妙なタッグチームでしょ。俺はそう認識してるけどね。ま、次も勝って開幕4連勝になってしまうでしょう。そうならないように、2人にはぜひ頑張ってほしいね」と挑発的なメッセージを送った。

 この他、IWGPタッグ王者のタイチ、ザック・セイバーJr.組が天山広吉&小島聡を下し、無敗をキープした。