新日本プロレス15日の大分・別府大会で、IWGPタッグ王者のタマ・トンガ(36)、タンガ・ロア(36)組が石井智宏(43)、YOSHI―HASHI(37)組の挑戦を退けて6度目の防衛に成功した。

 タマがYOSHI―HASHIのKUMAGOROSHI(変型ボム)を浴びて窮地に陥ったが、カルマの体勢に入られたところで極悪軍団バレットクラブ(BC)のKENTAが花道から姿を現して介入。エプロンに立った侵入者にYOSHI―HASHIが気をとられているところを、タマがすかさず後方から丸め込み逆転勝利を収めた。

 怒り心頭の挑戦者組を尻目に、長期政権を築く王者組は「あとちょっとだったなあ。まだ俺たちが王者だけどな」と高笑いした。