東日本大震災から11年を迎えた11日、女子プロレス「アイスリボン」の藤本つかさ(38)が、後楽園ホールに感謝の言葉を述べた。
後楽園ホールが60周年記念で開催する「還暦祭」(4月15、16日)初日は、女子プロレスラー総勢44選手が集結する「女子プロレス・ドリームフェスティバル」が開催される。
全9試合が行われ、藤本は中島安里紗(シードリング)との名コンビ「ベストフレンズ」で、岡優里佳(センガイガールズ)、宝山愛(マーベラス)組との対戦が決定。「還暦おめでとうございます。ベストフレンズという女子プロレス界を代表するタッグで参戦させていただけてうれしいです」と語った。
初めて〝プロレス・格闘技の聖地〟を訪れたのは東北福祉大在学時。宮城から上京し、国民的娯楽番組「笑点」(日本テレビ系)の収録を見に来たのが初めてだった。
何より忘れられない思い出は、東日本大震災直後の11年3月21日に行われた後楽園ホール大会だ。故郷が被災した藤本は初めてメインのリングに立ち、ICE×60王座を防衛した。
「一部が壊れてしまって使えない状況だった時、震災後初の興行がアイスリボンでした。いろいろな感謝の気持ちを感じながら、初のメインに立ちました。みんな生きてくれてありがとうって。この場所があるからプロレスができるんだなって今でも思います」
還暦祭は団体の垣根を越え、若手からベテラン勢まで幅広く選手が集まる。
藤本は「交流戦で終わるのか、対抗戦となるのかで趣旨が変わっていくと思う。それをどのくらいの人が考えて、参戦するのかが見ものかなって。9試合もあるので、何かインパクトを残さないとお客さんも疲れてしまい、記憶に残らないと思う。誰を意識するか、どこを意識するかじゃないですか」。さまざまな思いを胸に聖地のリングに立つ。












