【DDT】樋口和貞が「KING OF DDT 2020」初優勝へ 大相撲時代に培った夏男ぶりを発揮

2020年08月21日 12時00分

KING OF DDT制覇を誓う樋口

 DDTのシングルトーナメント「KING OF DDT 2020」初優勝を狙う樋口和貞(31)が、大相撲時代に培った夏男ぶりを発揮している。

 2回戦でHARASHIMA(46)、準々決勝では竹下幸之介(25)の元KO―D無差別級王者に連続勝利。23日の準決勝(東京・後楽園ホール)では現王者・遠藤哲哉(29)との対戦が決まり「暑いと、自然に体が動く。ここで勝って優勝すれば見えてくるものもあるし、とにかく自分の土俵で戦いたい」と意気込んだ。

 高校卒業後は八角部屋に入門。北道山のしこ名で約7年間在籍した。「ペーペーだったんで、寝る時もエアコンのない部屋でした。水風呂に入って体温を下げてから横になったもんですよ」と振り返る。真夏の稽古場は体感温度が40度を超えたため「今はエアコンが効いたところで練習できるから天国のようです。でも当時があるから暑い夏が得意になりました」と胸を張る。

 特に鍛えられたのは、宿舎近くに心臓破りの坂があった7月の名古屋場所だ。腕を45度に傾けながら「これくらい急な角度で50メートルくらいある坂を、炎天下に毎日10本ダッシュしてました。はだしですよ。あの練習があるから今があります」と説明する。食事も力士時代に教わった「ニンニクたっぷり塩ちゃんこ」でスタミナを補充。この勢いでシングルの頂点に立つ。