【大日本】アブドーラ小林 18日デスマッチヘビー級王座挑戦は師匠の言葉に発奮して5度目の戴冠狙う

2019年12月07日 16時30分

小林は2月のジャイアント馬場追善興行で師匠のブッチャー(左)と再会した

「横浜の神」が帰ってくる。大日本プロレスの怪人・アブドーラ小林(43)が年内最後のビッグマッチ、18日の横浜文化体育館大会のメインで、BJW認定デスマッチヘビー級王者・木高イサミ(38)に挑戦。代名詞でもある同王座約2年7か月ぶり5度目の戴冠を狙うが、鼻息は荒い。

「昨年11月の金網タッグデスマッチで右肩を脱臼して、2か月休んだんです。20代、30代のデスマッチファイターが台頭してきたし、今年はゼロからのスタートだったので様子を見ていた部分もある。でもあの日から一瞬で目が覚めました」

 転機となったのは2月19日両国国技館のジャイアント馬場さん「没20年追善興行」だ。同大会で師匠の“呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャー(78)の引退セレモニーが行われた。「ブッチャーをフォークで襲撃する」と物騒な予告を放っていたが、根は善人の小林にはそんな蛮行を働く度胸はない。それどころかセレモニー前に「コバヤシ、お前が車椅子を押してくれ」と要請され「僕でいいんですかね…」と号泣した。いい話だ…。

 しかも呪術師はセレモニー後、周囲の人間を排除するとかわいい弟子に1対1で「プロレスとは何か」を伝授。「あの日から僕は変わった」と本人が言うように、春のデスマッチシングルリーグ戦ではベスト4、先の最侠タッグ戦でもデスマッチブロックで大奮闘(最終的には3位)し、挑戦につなげた。「横浜の神様が戻ってきたぞ!」と豪語した小林。超厚着で極寒の道場でぬくぬく温まると、愛用のピースライトをふかし続けた。