〝狂乱の貴公子〟リック・フレアー(73)が31日(日本時間1日)、米テネシー州ナッシュビルのナッシュビル市立公会堂で2度目の引退試合を行い、勝利で有終の美を飾った。

 フレアーは「ラストマッチ」でまな娘シャーロット・フレアー(WWE)の夫、アンドラデ・エル・イドロとタッグを組み、ジェイ・リーサル&ジェフ・ジャレットと対戦。得意のチョップをフル回転させたが、場外でリーサルに額を割られて流血。試合途中でマットに倒れ込み、危険な場面もあった。それでもアンドラデの助けを得て、ジャレットのギターショットを同士討ちさせると、ブラスナックルで一撃。最後は必殺の足4の字固めを決め、ジャレットから3カウントを奪った。

 試合後には、観戦していたWWE殿堂者のジ・アンダーテイカー、ミック・フォーリー、ブレット・ハートらがフレアーを祝福。フレアーは感謝のスピーチを行い、観客から「サンキュー、フレアー!」のチャントを受けた。

 また、同大会には海外武者修行中の新日本プロレスの成田蓮と上村優也、AEWに参戦しているDDTの竹下幸之介も出場。PPVイベントとして全米中継された。

 一方、フレアーは2008年3月のWWE「レッスルマニア24」で、〝HBK〟ショーン・マイケルズと「負けたら引退」を条件に激突。HBKのスイート・チン・ミュージックを浴びてフォール負けしたため現役を引退しており、今回は2度目の引退試合になる。

 WWEではHBK戦以降、試合に出場しておらずリタイアしたままだが、米メディアによれば、他団体やプロレスイベントには参戦。今回のラストマッチがHBK戦後では17戦目で、2011年9月のスティング戦以来約11年ぶりの試合だったという。

 なお、日本の邪道・大仁田厚は7回引退したが、7回復帰し現在も現役を続けている。