「世紀の一戦」の地上波放送〝ドタキャン騒動〟に、FMW―E率いる邪道・大仁田厚(64)が反応した。
キック界の神童こと那須川天心(23)とK―1のエース・武尊(30)が対戦する立ち技メガイベント「THE MATCH 2022」(19日、東京ドーム)は、フジテレビが生中継する予定だったが、一転して見送ると発表された。試合視聴は「ABEMA」によるPPVのみ。大仁田は「時代の流れなのかな」と珍しく冷静に分析した。
海外に目を向ければプロレスやボクシング、総合格闘技などはすでにPPVが主流の国も少なくない。「米国なんかは(1試合で)数百億円を稼いでいるケースもあるもんな」。こう話す邪道も実は、2000年7月30日に長州力とノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチで激突した一戦で、プロレス初のPPVを経験済み。「当時でも億単位稼いだと聞いている」と莫大なカネを生み出したという。
放送見送りの理由については、週刊ポスト誌で大会実行委員を務める「RIZIN」の榊原信行CEOと反社の関連を示唆する音声が流出したと報じられたことなど、さまざまな臆測が飛び交っている。榊原氏は反社との関係を否定し「もう1回フジテレビさんに戻ってきてほしい」と呼び掛けているが、PPV先駆者の大仁田は「いろんな事情があるんだろう」とした上で「世の中の価値観が変わってきている。今後は格闘技の地上波撤退に拍車がかかるんじゃないか」と、ただでさえ数少ない地上波放送が〝ドミノ方式〟で消滅する可能性を指摘した。
大仁田は1日、「ファイヤープロレス大阪大会」(7月17日、花博記念公園)発表会見に出席。遺恨を残していた東京・文京区議会議員の〝無我の哲人〟西村修と完全に決別し〝史上最大〟電流爆破ダブルロケット+αデスマッチで軍団抗争を行うことになった。「大阪の人たちが見たことないデスマッチを見せたい」と力を込めた邪道も、格闘技地上波問題の今後に注視している。












