【還暦祭】『新日 vs 全日』対抗戦は新日に軍配 YOSHI―HASHI「後楽園は縁起いい場所」

2022年04月16日 20時40分

田村(中)を「消灯」で沈めた後藤(右)とYOSHI-HASHI(東スポWeb)
田村(中)を「消灯」で沈めた後藤(右)とYOSHI-HASHI(東スポWeb)

 東京・後楽園ホールが60周年を記念して初開催したプロレス興行「還暦祭」(16日)で、実現した新日本プロレスと全日本プロレスの〝対抗戦〟は、新日本に凱歌が上がった。

 新日本の前IWGPタッグ王者の後藤洋央紀(42)、YOSHI―HASHI(39)組がYOH(33)を従え、世界タッグ王者の諏訪魔(45)&芦野祥太郎(32)と田村男児(22)と6人タッグ戦で激突。「還暦祭」では唯一の新日本組と全日本組の全面タッグ対決となり、序盤から今年で50周年を迎えた老舗団体の意地と意地がぶつかり合った。

 後藤と諏訪魔の肉弾戦でスタートすると、新日本トリオは芦野を捕まえて太鼓の乱れ打ち。負けじと全日本の3人も、YOHの背中にパンチの雨を浴びせた。

 さらに諏訪魔がYOHをバックドロップで叩きつけると、YOHは芦野にスーパーキックで逆襲。後藤がコーナーの芦野にニールキックを放てば、芦野もフライングエルボーで一歩も譲らなかった。

 全日本組は後藤に対して諏訪魔がフロントスープレックス、芦野がジャーマン、田村がフライングヘッドバットの波状攻撃。新日本トリオもそれぞれの得意技で逆襲に出ると、6人全員がダウンする白熱の攻防となった。

 それでも最後は新日本トリオの連係が勝った。後藤が田村を捕らえて牛殺し一閃。さらにYOSHI―HASHIとYOHが合体ドロップキックを見舞うと、最後は後藤とYOSHI―HASHIの合体技「消灯」で田村を沈めた。

 後藤とYOSHI―HASHIは、9日の新日本・両国大会でIWGPタッグ王座をジェフ・コブ&グレート―O―カーンに奪われ、全日本の世界タッグ王者コンビと歴史的王者対決とはならなかった。

 それでも、YOSHI―HASHIは「オレは2008年7月6日にこの後楽園ホールでデビューし、(初タイトルとなった)NEVERの6人タッグも取った。オレにとって縁起のいい場所。(この日の勝利で)めちゃくちゃゲン担ぎとなったので、(5月1日の)福岡(PayPay)ドームできっちりベルトをいただく」と〝後楽園パワー〟での王座奪回を宣言した。

 後藤も「還暦60周年ってことだけど、後楽園の歴史はプロレスの歴史。オレたちがプロレスの歴史を塗り替える」と〝聖地〟の節目に誓いを新たにした。

 一方、敗れた全日本の諏訪魔は「負けたのはもったいない。悔しい」と吐露。芦野は新日本勢とのシングルマッチに意欲を見せると「点を線につなげて全日本、頑張っていきたい」と〝次〟を見据えていた。

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