23日に新宿フェイスで行われた「チャクリキ12~Girls Bravo~」で、22日に亡くなっていたことが分かった元女子プロレスラー・風間ルミさん(享年55)の追悼セレモニーが行われた。

 第1試合終了後、ジャパン女子プロレス時代に風間さんの付き人を務めた大会GMのキューティー鈴木がリングイン。風間さんの写真を持ち「風間さんが亡くりました。私も突然の連絡で最初は信じられなかったんですけども…。詳しいことはよく分からないんですが風間さんが亡くなったことでみなさんショックを受けていると思います」と言葉を詰まらせる。そして「風間さんとは私はデビュー前からいろいろお世話になった先輩で…。感謝の気持ちしかありません」と天を仰いだ。

 さらに鈴木GMは「いろいろお世話になった先輩にいつか恩返しをと思っていました。風間さんが好きだったこの格闘技をこれからも盛り上げていけたらいいなと思います。風間さんもきっと、大好きだった格闘技がまた昔の様に盛り上がっていくことを望んでいると思います。ぜひ皆さん、これからも女子プロレスそしてほかの格闘技も応援していただけたらと思います」と観客に訴え、黙とうと10カウントが捧げられた。

 また、その後大会ではその鈴木GMが認定した4名参加のトーナメント「第1回キューティー鈴木杯」を開催され、1回戦はマドレーヌが櫻井裕子に、杏ちゃむがデボラKに勝利。メインの決勝では一進一退の攻防の末、9分27秒でマドレーヌがスリーパーホールドで杏ちゃむを下し優勝しキューティー鈴木杯が贈呈された。