女子プロレス団体「LLPW」(現LLPW―X)の初代社長で22日に亡くなったことが分かった風間ルミさん(本名・斉藤ルミエ=享年55)について、現社長の神取忍(56)が22日、死因について「現在、病理解剖で特定中」であると説明した。

 また「事件性もなくコロナでもなく自決でもございませんのでご遺体はご遺族の元に搬送されました」と明かした。葬儀と告別式は家族葬で執り行われるため、後日に「お別れ会」を行う予定だという。

 風間さんはここ数日間、周囲と連絡が途絶えており、心配した友人が自宅を訪ねたところ、部屋の中で意識を失い倒れている風間さんを発見。救急車で病院に搬送され、死亡が確認された。警察は事件性がないとした上で検死を行い、現在も細胞などについて病理解剖中。新型コロナウイルス感染によるものではないという。

 22日の午前中、風間さんの遺族と警察の安置所で遺体を対面したという神取は「信じられない。覚悟していなかったことなので、ショックが大きすぎて考えがまとまらない。ジャパン女子でも同期だったし、35年間の付き合いだった。LLPW時代はいつも一緒にいていつもケンカしてたような気がします。いろいろな思い出が走馬灯のように駆けめぐる。本当の意味で戦友だった。心からご冥福をお祈りします…」と沈痛な表情で語っていた。