WWE殿堂入りを果たし、日本でもファンの多いプロレスラーであるテリー・ファンク氏(77)の健康状態が懸念されている。

 ファンク氏のツイッターは、これまでも同氏の口述を別の担当者が投稿していたというが、6日に突如として明らかな第三者によるメッセージが投稿された。「ファンク氏は現在、体だけでなく心にも影響を及ぼす複数の健康問題のため、入所してケアを受けています。ご想像の通り、良い日もあれば悪い日もあります。彼と彼の家族は、皆さんの温かい言葉に感謝しています」。病気療養のため施設で療養中とのことのようだ。 

 なぜこのタイミングでこのような説明に至ったかについて、複数の米メディアは、WWEで活躍したドン・ムラコ氏(71)が、ポッドキャストの番組で「テリー・ファンクが認知症に苦しんでいたし、現在は生活支援施設に住んでいると聞いた」と語ったことがキッカケだったと伝えた。その後、米メディア「PWインサイダー」は、認知症関連の問題に苦しんでいたファンク氏の状態はこの1年で悪化したと報じている。

 ファンク氏の真の健康状態は明らかになっていないが、病気なのは事実なようだ。同氏のツイッターには心配する声や早期回復を願う声があふれており、できることなら再び元気な姿を見せてほしいところだ。