2席使っても窮屈…アンドレの飛行機移動

2014年05月11日 16時00分

2人分の座席でも窮屈そうな大巨人

【お宝写真館】写真は飛行機に乗る“大巨人”アンドレ・ザ・ジャイアント(故人)の姿。1986年5月9日、羽田発沖縄行き便の中で撮影された一枚だ。

 

 アンドレは通常座席を2席確保した上で、シートに腰を下ろすが、それでもかなり窮屈そう。後頭部用の背もたれ上部もギリギリ肩まで。頭部が不安定となるため、決してリラックスはできなかったことだろう。

 

 身長223センチ、体重は時期によって変動するも、ほぼ身長と同じキログラム数を上下していた大巨人。93年1月に死去して21年が過ぎた今も、大きいモノの例えとして「アンドレ」の名前が使われることは多い。

 

 アンドレはこの年、4月の新日プロのビッグファイトシリーズに参戦後、米国に帰国せず、そのまま日本に滞在して5月16日開幕の「IWGPチャンピオンシリーズ」に参戦。暖かい気候の沖縄で休養&トレーニングに励むため、飛行機に乗っていた。

 

 この86年はアンドレにとって大きな転換期となった。4月29日の三重・津大会では前田日明と不可解な無効試合を行い、6月17日の名古屋大会では猪木に初のギブアップ負け。以降は当時、全米侵攻中だったWWF(現WWE)での活動が忙しくなったため、この来日が最後の新日本プロレス参戦となった。

 

 すでに全盛期は過ぎていたアンドレだが、帰国後はハルク・ホーガンとの本格抗争に入り、翌年3月29日の「レッスルマニアⅢ」(ミシガン州ポンティアック・シルバードーム)では、ホーガンとのWWF王座戦で9万3173人もの大観衆を集め、当時のインドアイベントにおける世界最高の観客動員記録を打ち立てている。

 

 今年4月6日(日本時間7日)に開催された「レッスルマニア30」(ルイジアナ州ニューオーリンズ)では、ホストを務めたホーガンの呼びかけで、巨大で偉大なアンドレの功績を記念するバトルロイヤルが行われた。