タカタイチ興行7日の東京・後楽園ホール大会で、NEVER無差別級王者タイチ(39)が田口隆祐(40)とのシングルマッチを制した。

 2002年デビュー同士の激突。田口がファンキーウエポン時代のパンタロンタイツで登場すれば、タイチは白のロングタイツで入場し、懐かしの姿で会場を沸かせた。

 スライディング式のヒップアタック、どどんと田口の得意技を連続で浴びて窮地に陥ったタイチだが、どどんジ・エンドを阻止すると反撃開始。アックスボンバーからタイチ式ラストライドを決めると、最後はブラックメフィストで28分超の激闘に終止符を打った。

 またセミでは、TAKAみちのくが外道をみちのくドライバーIIで沈めた。試合後のTAKAは「7月8日、ここ後楽園で新しい団体を旗揚げすることになりました」と報告。この日デビューした武蔵龍也、舞華と3人でのスタートとなるが「必ず近い将来、真のプロフェッショナルレスリングの団体を作ってみせます。俺たちの前に立ちふさがるヤツは、誰が相手でも…ジャスト・タップ・アウト! ギブアップあるのみ」と力強く宣言した。