格闘家の朝倉未来(28)が、格闘技イベント「RIZIN・28」(6月13日、東京ドーム)でボンサイ柔術のクレベル・コイケ(31=ブラジル)と対戦することが4日に発表された。

 勝てば、RIZINフェザー級王座再挑戦権を得られる大事な一戦。この日、都内で会見に臨んだ朝倉未は「残り1か月ちょっとあると思うので、今までで一番追い込んでいい試合をしたいと思います」と意気込みを語った。昨年11月にRIZIN初代フェザー級王座決定戦で斎藤裕(33)に敗れた後、昨年大みそかに弥益ドミネーター聡志(31)にKO勝ちしていた。

 相手のクレベルも勝って斎藤戦の思いは強いだけに、簡単な相手ではない。朝倉未は「世界で戦って、戦績を見ても驚異のフィニッシュ率をみても、とても危険な相手」と警戒しつつ「ずっとプレッシャーを与え続ける展開にしたい。KOしたいですね」と本番を見据えた。