人気解説者も絶賛だ。大相撲夏場所12日目(21日、東京・両国国技館)、大関霧島(30=音羽山)が関脇琴勝峰(26=佐渡ヶ嶽)を下し、2敗で首位を守った。
真っすぐ当たってきた相手に押し込まれるも、冷静に対応してはたき込んだ。「少し下がったけど焦らず。体が動いている。変わらず、思い切り当たっている」と会心の表情。この日から大関琴桜(28=佐渡ヶ嶽)が休場。2横綱2大関が不在となる緊急事態にも「あまりそういうのは考えずに。自分のことで、一番一番」と冷静に語った。
3月の春場所で復活優勝を遂げて2年ぶりに大関復帰を果たし、今場所も絶好調だ。大相撲解説者の元小結・舞の海秀平氏(58)は、V争いを引っ張る霧島の強さの秘訣をこう分析する。「先場所優勝して大関にも復帰して、今力士の中で一番モチベーションが高いのでは。稽古もよくしますし、非常に意識が高いですよね」
霧島は場所前、時津風一門の連合稽古に参加。さらに幕内力士が所属する部屋へ向かい、積極的に出稽古を行ってきた。舞の海氏は「なんとなく出稽古に行くのではなくて『今日はこの力士とやっておきたい』という目的意識がありますよね。馬力のある力士や、小兵のスピードがある力士と稽古をしたり」と力説する。
そして「本人も『できるだけ強く当たれるように心がけている』と言っていた。強く当たることによって、次の流れが良くなっていく。今場所はその思いが相撲に出ていますね。下半身が崩れない」と白星を積み上げる〝好循環〟を指摘した。
大関が2場所連続Vへ視界良好だ。












