今季優勝の可能性が既に完全消滅している阪神は、18日のヤクルト戦(甲子園)に0―1で競り負け2連敗。球団ワースト記録を更新するシーズン26度目の完封負けを喫し、この日試合のなかった広島と同率3位に並ばれた。5位・巨人にも0・5差で追われる中、CS出場へ本格的に黄信号がともった格好だ。
打てない、守れない、競り勝てない――。今季の阪神を象徴するような試合展開がまたも繰り返された。阪神が今季ここまで喫した69敗のうち、3分の1超の24敗が1点差での敗戦。シーズントータルの得失点差は「+60」とセ・ダントツトップの「得点超過」ながら、首位ヤクルトと12ゲームの大差をつけられている現実は、接戦での弱さを如実に物語っている。
昨季まで4年連続で12球団最多の失策数を記録している阪神はこの日も3失策を記録。6回の中野と藤浪の失策は、この日唯一の決勝点に直結した。虎打線は5回、6回、8回、9回と中盤~終盤の4イニングで得点圏に走者を進めたが、勝負どころでの「あと一本」は最後まで出ないままだった。
CS出場→下剋上での日本一を目指す指揮官ラストイヤーの矢野監督も、「(相手先発の)小川も立ち上がりが良くなかっただけに、そこを攻めたかったのだけど、(無得点のまま)ズルズルといってしまった。なんとかしないとね」と表情を曇らせる。「守備の乱れが今年も出てしまっている」と報道陣から指摘されると、「今年も…? 反省してます」とムッとした表情を見せた。












