前夜のお返しだ。広島は10日のヤクルト戦(神宮)に15―7で逆転勝ち。先発・野村は3回1/3を8安打7失点も、打線が大爆発した。3回に1984年5月30日のヤクルト戦でマークした、球団記録に並ぶ1イニング12得点を挙げた。

 前日9日は先発・大瀬良が、6回途中を3被弾を含む9安打7失点と大炎上。この日は広島が3本塁打を含む20安打15得点でやり返した。打線が火を噴いたのは、0―1の3回だ。まずは先頭・野間、西川の連打で一、三塁とし、4番の松山の適時打で試合を振り出しに戻す。さらに相手の失策で勝ち越すと、二死満塁から投手・野村が2点適時打。直後の二死一、二塁では堂林が8号3ランを放った。

 7―1になっても勢いは止まらない。2巡目の野間、西川がまたも連打で一、三塁とし、松山が代わったばかりの山本から適時打。なおも一、二塁で坂倉が3ラン、そしてトドメは上本だ。プロ477打席目で通算1号となるソロを、左翼スタンドへ。「1球目からフルスイングしようと思っていた。しっかりと打つことができて良かった」と控えめに振り返った。

 佐々岡監督は「アキ(秋山)、キク(菊池涼)が出ていない中で、そういった(代わりの)選手が頑張ってくれるのは大きい」と話し「みんながチャンスをつかもうと思ってやっているわけで、しっかり結果を出してくれたのは大きい」と顔をほころばせた。