阪神の主砲・大山悠輔内野手(27)が13日、出場選手登録を抹消された。同日までに近親者が新型コロナウイルス陽性判定を受け、濃厚接触者であることが明らかになり感染拡大防止の『特例2022』の対象選手となったため。代替選手として長坂拳弥捕手(28)が登録された。

 ここまで大山はチームトップの19本塁打、63打点をマーク。9連戦序盤での緊急事態発生に首脳陣の表情も硬い。それでも練習後に対応した井上一樹ヘッドコーチ(50)は「悠輔がいなくなるのは本当に痛手なんだけど、ぼやいても仕方がない。みんなでカバー、やりましょうということは促します」と述べ、気丈に前を向いた。

 チームの得点源を欠く中、本拠地でのG倒へナインは猛奮起できるか。