中日・大島「拷問を受けて、悲鳴を上げていました」 下垂足の重症から驚異的に回復中

2022年05月18日 05時15分

17日のウエスタン・阪神戦に出場した中日・大島(東スポWeb)
17日のウエスタン・阪神戦に出場した中日・大島(東スポWeb)

 二軍調整中の中日・大島洋平外野手(36)が超人的回復力を見せつけている。

 4月27日の阪神戦(甲子園)で西勇から右ヒザ下に死球を受けて打撲と診断されたが、実は下垂足(かすいそく)の状態で右足首からつま先が上がらない重症だった。

「(完治まで)最初に言われたのは2、3か月だった。今は痛みは全然ないけど、神経が1回切れてしまって力が伝わらなくて(右足のつま先が)ガクンとなってしまう。神経障害みたいな感じで交通事故とか(遭ったようなもの)」と打ち明ける。

 そんな状態だったにもかかわらず、17日はウエスタン・リーグの阪神戦(ナゴヤ球場)に「1番・中堅」で実戦復帰を果たすと、いきなりマルチ安打をマーク。守備で打球を追ったり、タッチアップするなど精力的にプレーしたが「打つ方は変な感覚もなく普通に入れた。守備と走塁がまだ70~80%ぐらいしかできない状態。でも、3週間でここまできているから(一軍に)早く戻りたい」と貪欲に語る。

 驚異的な回復ぶりを発揮しているが、その裏では涙ぐましい荒療治を敢行。「拷問を受けて、悲鳴を上げていました」と冗談交じりに激痛に耐えていたことを明かす。

 大島は「(右足の)感覚が全然違うから不自由ですね。実戦感覚を忘れないようにしながら、足が治るのを待つしかない」と言いつつも「こうやって試合ができないこともない。先生たちにも動いた方がいいと言われているし、試合に出ながら戻ってくれば。(一軍で)できないことはない」ときっぱり。

 立浪監督は「次、上がって来てケガをさせてはいけない。(20日からの)広島ぐらいから本格的にという感じ」と早期復帰を示唆。不屈の精神を持つ竜の野手キャプテンが戻って来る日は近そうだ。

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