阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手が22日のヤクルト戦(神宮)の7回に3号3ランをマーク。貴重なダメ押し弾で6―0の完勝劇に大きく貢献した。

 左翼ポール直撃の豪快弾を披露した背番号24は「全ての打席でアグレッシブに行こうと思っていた。走者がいる場面だったし(先発の)青柳も頑張っていたので、よかった」と試合後、興奮気味に振り返った。

 打率は2割1分6厘とまだまだ低調ながら、出塁率はなんと3割7分。出場46打席で8つの四球を記録する選球眼が際立つ。着実にスタメンの座をもぎとりつつある背番号24は「ファンの皆さんに喜んでもらえてうれしい。自分の数字よりもチームが勝つことがうれしい。いつも規律をもって試合に臨むことを忘れないようにしている」と力強く語った。