DeNAが貯金生活に入った。1日のヤクルト戦(神宮)で6―1と快勝し、開幕3連敗から一気に4連勝。初回に佐野の2号2ラン、宮崎の2号ソロで幸先よく3点を先制し、ゲーム終盤の9回にも再び宮崎の適時打などで3点を加えて突き放した。

 投げては今季初先発の上茶谷大河投手(25)が7回2安打1失点の快投。許した安打は村上に被弾したソロとオスナの中前打のみに抑え、テンポ良く燕打線を手玉に取り続けた。

 プロ2年目以降は勝ち星が伸び悩んでいるだけに、4年目の今季にかける右腕の思いは強い。それだけに試合後の上茶谷は「これからもっと勝ちを増やしていきたい」と目を輝かせた。三浦監督も「甘い球もあったが、腕の振りが良かった分、差し込めた。攻め続けたなと思う」と右腕の力投を評価し、目を細めていた。