【2022ペナントレース大予想:伊原春樹氏】パを制するのはロッテと見た。3年目の佐々木朗が今季はフルに活躍し「令和の怪物」として、いよいよ飛躍の時を迎えそう。相乗効果は他の先発やブルペンにも及び、投手力で頭一つ抜けるのではないか。

 前年王者のオリックスは2位としたが、総合力はリーグトップ。連覇の可能性も十分にある。即戦力の大物新人・隅田を加えて先発陣に厚みが増した西武もAクラスに食い込んでくるはず。新庄監督率いる日本ハムには個人的に頑張ってもらいたいが、野手陣の選手層を考えると今季は厳しい戦いを強いられそうだ。

 一方、セは何だかんだ言われながらも巨人が最後に笑うことになると思う。オープン戦では打てずに苦しんでいるが、参考にならない。強力打線はきっちりと本番に合わせて調子を上げ、投手陣も菅野を軸に期待の若手たちが追随していくと予想する。