中日・柳裕也投手(27)が開幕へ向けて万全な仕上がりをアピールした。

 オープン戦3度目の先発登板となった13日のオリックス戦(京セラ)では、6回まで95球を投げ、6安打4奪三振1失点と好投を披露。6回に先頭・紅林に直球を中越え本塁打こそ浴びたが「シーズンであれば違う球種を選んだ。打者がある程度、真っすぐを待っているところで、あえて投げた。打たれて言うのもあれなんですけど、意図はあった」と納得の表情で話した。

 失点はこの一発のみで、2度、得点圏に背負った走者を本塁にかえすことはなかった。「自分らしく粘り強く、得点圏に走者が出たところでも、球数を多く使ったりとか、そういうところを意識しながら、大事にいくところは大事にいって、大胆にいくところは大胆に行って、メリハリはつけられた」と振り返る。

 新球のスローカーブを多投し、オリックス打線を翻弄。「(投球の幅は)広がったと思う。走者が出てもピンチでも自信を持って選択できる。それがあることによって他の球も生きている」と手応えを口にする。昨季、投手2冠に輝いた竜のエース右腕に死角はなさそうだ。