プロ5年目・東を開幕投手に指名 DeNA三浦監督が「大英断」を下した理由

2022年03月11日 05時15分

「鬼メンタル」を発揮できるか(東スポWeb)
「鬼メンタル」を発揮できるか(東スポWeb)

 4年前の輝きを取り戻せるか。DeNA・東克樹投手(26)が今季の開幕投手に決まった。10日に三浦監督が明言し、プロ5年目にして初の大役を任された左腕は「任された以上は役割を果たし、チームに勢いをつけられるようにやりたい」と強い決意を口にしたが、自らが抜擢されたことにはやや驚きの表情も見せていた。

 2017年にドラフト1位で入団すると1年目の18年に11勝、防御率2・45の好成績を記録し、新人王も獲得。年に左ヒジのトミー・ジョン手術を受け、長期リハビリを経て昨年9月末に767日ぶりの一軍先発復帰を果たした。昨季終盤の本格復帰からオフ期間も挟んでわずか半年後の大任指名となるが、三浦監督は東に託した理由について「日を追うごとにしっかりと仕上げていっているのを感じた。一年間、ローテーションを守れると判断した」と言い切った。

 そんな三浦監督の決断には、周囲からも「大英断」と評する声が飛び交う。球団関係者は「ああ見えて、東はメンタルがものすごく強い。普段は愛くるしい顔つきだが、マウンドに立つとガラリとひょう変する。あのギャップに相手も戸惑う。1年目から巨人相手にもまったくビビることなく白星を量産したハートの強さもある。9日の練習で三浦監督がわざわざ直々に『開幕はお前に任せたぞ』と伝えたのも、東が意気に感じるタイプであることを分かっているからだろう。本人も〝リハビリ後の自分に大役を任せてくれるなんて〟とやる気で満ちあふれているはずです」と分析している。

 エース今永が左前腕部炎症で開幕に間に合わない中、他の先発陣の奮起は必要不可欠。開幕マウンドを任される東にも、かつて6戦5勝無敗と巨人をお得意様にしたルーキー時代のような「鬼メンタル」の発揮が期待される。

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