米大リーグ・ツインズの前田健太投手(33)が12日、自身のツイッターを更新し、中日の高卒2年目右腕・高橋宏斗投手(19)を絶賛した。

「YouTubeで紅白戦をちょっと見ただけですが中日の背番号19のピッチャー良くないですか?吉見さん引退されてるので新しい選手かな?」と投稿した。

 2020年限りで現役引退したエース・吉見が15年間つけてきた背番号「19」の後継者となった高橋宏。2020年にドラフト1位で中京大中京から入団し、昨季は二軍戦で14試合に登板し0勝5敗、防御率7・01で、一軍登板はなし。11日は沖縄・北谷での紅白戦で先発登板すると、2イニングを2奪三振含む無安打無失点のパーフェクト投球を披露した。

 直球の最速は152キロをマークし、高橋宏は「仕上がりは良い感覚できてたので、スピードもある程度出るのかなと思っていた。スピードが全てではないが、いい感覚だと思う」と開幕ローテ入りへ向けて意気込んでいる。

 圧巻の投球にマエケンもくぎづけになり、次世代のエースの出現に驚きを隠せなかったようだ。中日ファンからは「マエケンさん 目にとめてくれてありがとう」「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ世界のマエケンが認めた!」「未来の沢村賞来ましたこれ」「こんなん言われたら死ぬほど嬉しいやろな」などの書き込みが寄せられた。