楽天・田中将大投手(33)が30日、現状維持となる年俸9億円で来季の契約を更改した。 米大リーグから8年ぶりに復帰した今季は23試合(155回2/3)に登板し4勝9敗、防御率3・01。登板試合では打線の援護に恵まれずチームもパ・リーグ3位に終わった。

 田中将は球団を通じ「来季は一番高いところまで、みんなで行けるように頑張りたい」とコメントした。

 昨オフ、復帰した際に2年契約を結んだが、今季終了後には選手側から契約破棄ができるオプトアウト条項が付帯されていた。田中将は大リーグの労使協定が紛糾し現在、ロックアウト状態にあるMLBの状況やアメリカのコロナ禍の状況なども勘案し、楽天への残留を決断。来季は9年ぶりの日本シリーズ制覇を目指す。

(金額は推定)