名古屋地区『オールスター』衝撃の視聴率 「中日にも大谷のようなスターが…」の嘆き節

2021年07月20日 06時15分

中日・大島(右)は球宴第2戦で本盗を試みるなど、奮闘を見せたが…
中日・大島(右)は球宴第2戦で本盗を試みるなど、奮闘を見せたが…

 名古屋のテレビ局関係者が「プロ野球オールスターゲーム2021」の視聴率にショックを受けている。名古屋地区では第1戦(16日)が9・9%、第2戦(17日)が8・8%と2戦とも2桁に届かなかったからだ。

 関東地区(9・0%、8・1%=第1戦、第2戦の順)は名古屋地区よりも低かったが、実はプロ野球球団の本拠地がある他の地域では軒並み高視聴率を記録。関西地区(15・0%、14・5%)、北部九州地区(20・3%、19・2%)、札幌地区(11・3%、10・3%)、仙台地区(9・9%、13・7%)、広島地区(24・8%、23・2%)と2戦とも1桁だったのは関東地区と名古屋地区しかなかった。

 この数字に地元放送関係者は「名古屋はプロ野球の数字が伸びないんですよ」とガックリ。在名テレビ局関係者も「大阪や九州だと、地元の情報番組で阪神やソフトバンクを取り上げると視聴率が上がるんですが、名古屋だと中日を扱っても、そんなに変わらないんですよね」とため息だ。

 もちろんこれは中日が長年低迷していることが最大の要因と見られている。中日は借金「10」の4位で前半戦を折り返したが、名古屋地区で7月に放送された中日戦視聴率はすべて1桁台で、しかも5%台を2度も記録。「名古屋ではどうしても中日の成績と視聴率がリンクしてしまう。前半戦最後の広島戦で3連敗したことで、中日ファンが打ちひしがれて、野球を見ようという気持ちにならなかったんじゃないでしょうか」と分析する声も地元テレビ局関係者の間からは上がっている。

 エンゼルス・大谷が出場した13日のMLBホームランダービーは平日の午前中にも関わらず名古屋地区で12・1%の高視聴率を記録しただけに「ドラゴンズにも大谷選手のようなスターが出てきてほしいですね」と地元の放送関係者の間では〝救世主〟の出現を待ち望む声が高まっている。(視聴率はビデオリサーチ調べ)

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