中日・吉見が引退マウンドで三振斬り「本当にいいプロ野球人生でした」

2020年11月06日 19時49分

ファンが「19」のボードを掲げるなか、最後のマウンドに上った吉見

 今季限りで現役を引退する中日・吉見一起投手(36)が6日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)でラスト登板。ホーム最終戦の先発マウンドに上がり、プロ15年間の有終の美を飾った。

 ヤクルトの1番・山崎を2球連続で見逃しのストライクで追い込むと、1ボールを挟み、最後は外角低めいっぱいに投げ込んだ138キロ直球で空振り三振に斬って取った。

 打者1人だけの現役最後の登板を締めくくった吉見は、帽子を取って深々と一礼。マウンドに集まってきたナインの一人一人と抱き合い、同学年で元チームメートだったヤクルトの森岡内野守備走塁コーチ、後輩で中日の大野雄から花束を手渡された。

 交代を告げた与田監督と握手をすると、最後は思い出の詰まったマウンド上のプレートを右手で何度も感慨深そうに触り、スタンドから盛大な拍手を送られながらナゴヤドームのマウンドに別れを告げた。

 吉見は「このような場所を用意していただいて感謝しかありません。みんなに支えられて15年間プロ野球人生をまっとうすることができました。本当にいいプロ野球人生でした」とコメントを寄せた。