ソフトバンク・周東 12試合連続盗塁でメジャー超えにも王手! 本多コーチの金言を胸に量産

2020年10月29日 21時58分

初回に二盗後、柳田の宇前打で一気に生還したソフトバンク・周東

 ソフトバンクの周東佑京内野手(24)が29日のロッテ戦(ペイペイ)で、日本新記録となる12試合連続盗塁を達成した。〝世界の盗塁王〟福本豊(阪急)が1971年、74年にマークした記録を46年ぶりに更新した。

 初回だった。ロッテ・美馬から二塁への内野安打で出塁。続く中村晃の2球目にスタートを切って二盗に成功した。10月16日の楽天戦(ペイペイ)から、すべての試合で盗塁を決め続けて、不滅と思われたレコードを塗り替えた。これでシーズン48個目となり、盗塁王争いもトップを独走中。10月は25試合で22個目となった。

 高まる周囲の期待。評論家・福本氏からの期待のコメントも読み、試合前はガチガチだったという。「めちゃくちゃ緊張しました。塁に出られなかったら、どうしようと考えていました。早いうちに走って楽になりたかった。1打席目で決められて良かったです」

 今季の初盗塁は出場22試合目。7月を終えた時点の成績も28試合(スタメン13試合)に出場して、わずか2盗塁だった。誰もが認める韋駄天スピードスター。昨季は足でプレミア12にも選ばれた。それでも「いいスタートを切らないといけない。ミスしないように」との意識が強すぎて足が前に向かわなかったという。

 そんな中で二人三脚で守備と走塁を指導してもらった本多内野守備走塁コーチの金言を胸に量産態勢に入った。毎日、何度も繰り返しかけられたのは「力まないように、焦らないように、急がないように」との言葉。「『ある程度のスタートが切れれば、お前ならセーフになるから』と言ってもらった」と感謝を口にした。

 メジャーでは69年、バート・キャンパネリス(アスレチックス)の12試合連続盗塁が最長で、これにも並んだ周東。次は米記録超えがかかる。